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取扱注意書

詩とかなんか http://po-m.com/forum/myframe.php?hid=9355 自己紹介は最初の記事で。 http://blueberry.7narabe.net/Entry/1/

歌ったり踊ったりしているあいだに


キャンプファイヤーの輪から外れた暗がりの片隅で
二人がこっそりとキスをするのを見ていた
いつだってそうやって外れくじを引くのだ
一瞬足を止めたがなにしてんだよと隣人が肩を突き
どうすることもできず僕は輪の中 明るい光に照らされ続けた
暗闇であいつが相手の服の下に手を入れるのを
僕は見逃さなかった
見逃さなかったけれど
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シンカ

深く深く潜った
君の口から電子音が出るようになってどれくらい経ったか
四つ足になった獣はのそりと目を覚ますとずるりずるりと這い上がった
日差しが眩しくて前足を掌に変えると乾ききったそれを目の前にやって遮る

カーテンを閉めるのを忘れていた

君の代わりになった携帯電話がおはようを連呼している

どうにもならない一日の始まり

餌をもらう池の鯉だって
本当は川に居たはず

バチャバチャと水飛沫を上げての
グロテスクな生存競争と自己アピール

早く還るべきところへ還ろう

首輪を投げ捨てて
あの海へダイブしよう
手足を投げ捨て
生温い海で
そうしてまた君に会うんだ

もう声は失われてしまったけど

そのふざけた姫様をぶち殺す。

女王様は
呪詛を唱えるのを止めると
口煩い鏡を叩き割って
その死骸を手にし
茨の森を全速力で
裸足で駆け下りたので
ゴリラになってしまい
手にしていた
過去の栄光―今は寄る辺なき破片―も
粉々にしてしまいましたが
代わりに素手で姫をぶちのめし
王子を抱えると
再び茨の森の中へと
満足そうに去っていったのでした

きらきら きらきら
星が満ちていた泉は
澱んで底が 見えなくなった。



久々に訪れた泉に足を浸せば
爪先に纏わりついて
慌てて足を引き上げたのだった。

そうして、
そういえば、と
水面に何も映らないことに、
気付いたのだった

来さえすれば救われるわけじゃなかった。


pixivと同じ捉え方をすることにした

のでブロックした


なるべくフラットに見ていたかったのであまり構わなかったんだけど
でも更新分については好きなものは生まれてないから、いいや

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