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取扱注意書

詩とかなんか http://po-m.com/forum/myframe.php?hid=9355 自己紹介は最初の記事で。 http://blueberry.7narabe.net/Entry/1/

いつかを待つ

狂い始めるのを待っている
長い説教を垂れるのをやめて
理性の箍が外れ
感情だけで喉元に喰らいつく
獣になるのを待っている
そうしたらようやくに
正当性をもって屠ることができる
恭しく持ち上げた手に口付けをしながらそう思っている

煮えくり返った空腹の腸を
ベッドの上にぶちまけて
大罪めいた退廃を描ける日が来るのを死ぬまで待っている

祭はいつか終わってしまうから
最後の最後に自分だけの物になって
ほんとうのうつくしさを知るのは互いだけで十分だろう
いくつかの証人と承認を得て
永遠になれる日を
ずっと待っている
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今はただ静かに

かなしみの流れる川にそっと素足をひたしていたい
明朝体などひとつもないのに脛にとけとけと文字が刺さってゆくような心持ちを
今はただ静かに冷やしておきたい

みんないずれあの日の砂粒
すべていつかあの日の一つ

浜にうち上がる卵の数は祝福か絶望か
調査員も料理人も不在のままカウンターだけが覚束なくゆく

静まりかえった日常にほっと息を吐いては
いつもの日常を静かに歩む

みんないずれあの日の一つ
すべていつか卵の欠片

願わくは一瞬

錆びついたアンテナ
もう何も聞こえないね
壁にもたれて座り込んでいた
この白壁はひどくやわらかい、ねえ
爪を立てることだけが確認になって
錆の色が傷跡に似てる事も気付かないから
折れてしまったよ
エンドマーク?
いや
折れてしまったアンテナでも脚の代わりにくらいなるかな
ひっくり返った犬のおもちゃみたいに鳴きわめくだけだとしても
巡り巡った無関心 いつかあなたを殺すまでは届くだろうか

足音

それは夜半の覚醒に聞く
ぽたぽたと緩む音かもしれない
振り返ればそれは昔祖父母の家に見た音だ
今度は私の番でもあるのだろう
蛇口を固く締める
明け方訪れた睡魔に
したくない覚悟を放った

現場

薄墨の空の下
焦げた草を足で除ければ
無機質な地面に
ふと笑みが落ちる
MRIで使用禁止のふりかけ、
不謹慎にもげらげらと笑いが大きくなる
火種はこれだけ
撮るものは何もない
残らない
残らなかった

あったはずの火柱を見遣った
あたたかかった君を思った

記憶しか残らなかった

「That」は一体何だったんだろう

革命の希望の光をちらつかせたのは
もしかしたら満員電車で顔を顰めた汗の滲む頭頂部だったのかもしれない
(実際今はもうそうなったのかもしれない)

縋っているだけかもしれない

知らないはずの波打ち際を知ったふりで泣きそうになる私も
きっとセンチメンタルに過ぎない

(共有、
神様を切り分けて食べるくらい、
幻想、
乳鉢の中で丹念に種を磨り潰して、「ふりかけ、↑
(ふりかけ(error!)大火傷!NAVERまとめ))
欺瞞でしかない母性 smile -貼りつけた男が
元気になあれと
×死骸 ←ここは過去形 を放流して笑う
テレビ画面を思い出すくらいに)

泣いているのはわたしではない、enter

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