薄墨の空の下
焦げた草を足で除ければ
無機質な地面に
ふと笑みが落ちる
MRIで使用禁止のふりかけ、
不謹慎にもげらげらと笑いが大きくなる
火種はこれだけ
撮るものは何もない
残らない
残らなかった
あったはずの火柱を見遣った
あたたかかった君を思った
記憶しか残らなかった
「That」は一体何だったんだろう
革命の希望の光をちらつかせたのは
もしかしたら満員電車で顔を顰めた汗の滲む頭頂部だったのかもしれない
(実際今はもうそうなったのかもしれない)
縋っているだけかもしれない
知らないはずの波打ち際を知ったふりで泣きそうになる私も
きっとセンチメンタルに過ぎない
(共有、
神様を切り分けて食べるくらい、
幻想、
乳鉢の中で丹念に種を磨り潰して、「ふりかけ、↑
(ふりかけ(error!)大火傷!NAVERまとめ))
欺瞞でしかない母性 smile -貼りつけた男が
元気になあれと
×死骸 ←ここは過去形 を放流して笑う
テレビ画面を思い出すくらいに)
泣いているのはわたしではない、enter